2017年5月13日土曜日

LED投光器を買ったけど・・・

ブツ撮り & ポートレート撮影目的でLED投光器を買ってみた。

充電式でコンセントなどの電源がなくても屋外で使用できるってのが気に入った。
これが大失敗。

ネットで調べても、LED投光器でブツ撮りやポートレート撮影目的で買っているって記事は見当たらなかった。

何でないんやろ?と思っていた。

結論から書くと、「使えん」から。久しぶりに失敗した買い物になった。

大体200W相当なので十分な明るさがあるかなと思ったけど、全然ダメダメ。


何と言うか、直視すると眩しくて目を開けてられない位なんだけど、ブツ撮りには使えない。
ましてや屋外でのポートレートなんて全然光量が足りない。
試してに昼間の木陰でモデルのリラックマ君を撮ってみた。
LED投光器があってもなくてもほぼ同じ明るさだった。
結構近くに投光器を置いてあるんだけどね。
これにはガッカリ。
ちなみにミニレフ板(銀レフ)で少し離れたところから光を当ててみた。
効果が有り過ぎな位。
良い悪いは別にして、 LED投光器でもこの程度の光を期待していたんだけどね。
屋外がダメなら屋内で使ってみた。
夕方の薄暗い部屋で点灯。
リラックマの後ろに強い影ができているので、ある程度の光量はあるんだろうけど、絶対的に暗い。シャッタースピードも遅いまま。
これじゃ撮影用には全然使えない。
ブツ撮りスペースでも使ってみた。

オイラのブツ撮りスペースは日々改良を重ねている(つもり)だけど、まだまだ完成には遠い状態。

今はこんな感じでストロボ3灯で撮っている。
天井ソフトボックス、左側のみかん箱ソフトボックス、右側のバウンス光の3つの光源で照らしている。
3つのストロボで撮るとこんな感じになる。
レンズの55と言う文字と100という文字のあたりの明るさが違うのがきになるけど、まぁまぁ光が回せているかな。カメラ下の影もほぼ出なくなった。
このセッティングだと、正面からの光が不足しているので、レンズ鏡筒中央あたりが暗くなっている。
これオイラのブツ撮りスペースの課題。
さて、この状態で左側のみかん箱ソフトボックスをLED投光器に置き換えてみた。

まずはLED投光器のみで撮影。
一切レタッチなし。色合いはホワイトバランスいじれば何とかなるとして、右側奥に強い影が出ている。
質感が良くない描写。
次にLED投光器 + 天井ソフトボックス + 右側からのストロボバウンスで撮影。
質感は良くなったし、奥のLED投光器の影も完全に消えた。不思議やね。
でも、手前や左側が暗い!
LED投光器、あってもなくても全然変わらない。
ストロボ2灯で撮った場合と同じ。
向かって左側の耳の下部分に右側からのストロボバウンスの影が出ている。
LED投光器の光が強ければ、耳下の影は消えるはずなんだけどね。
LED投光器をさらにリラックマ君に近づけてみた。
オイラの左手が写っているあたりにLED投光器を設置。
ごくわずかにリラックマ君が明るくなった。
でもこれ以上は近くに設置できない。
みかん箱ソフトボックスの方がはるかに綺麗に撮れる。
本来の目的は、釣りの集魚用や夜間の作業用や停電の際などの非常用のグッズ。
電源なくても内蔵バッテリーで4時間程度動くと言うのは、ソコソコ役に立ちそう。
本来の目的で使用するとしよう。でないと勿体無いもんね。

ちなみに真っ暗な8畳の部屋でこの投光器だけで照らしてみたら、まぁ苦もなく本や新聞が読める程度の明るさは確保できる。
これは停電用やキャンプ用かな。





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