最近、酷暑のサーキット撮影でいかに涼しく撮影するか真剣に考えている。
カメラマンジャケットに保冷剤を入れて体と密着させたり、氷嚢を首筋にくっ付けたりと色々試してきた。
保冷剤作戦は成功かな?と思っていたけど、先日朝の9時から夕方4時までの走行会では,
午前中、正確に言えば2時間位しか保冷効果がなかった。
あまりの暑さに保冷剤が溶けてしまった。
しかも局所的にしか涼しく、と言うか体の一部しか冷たくならないので「体全体で涼しさ」は体感できない。
そこで鈴鹿ツインサーキットで色々教えてもらっている「犬カメラマン」さんが、「ファンジャケット良いよ」と教えてくれたので、早速真似して買ってみた。
アマゾンで「四扇風機 空調服」と下手な日本語だけど意味は分かる日本語表記の服を購入。7,599円だった。
ファン(扇風機)が2つタイプは結構ある。4つタイプってのは初めて発見。
よく調べる前に「4つ」扇風機に惹かれてポチッとな。
扇風機部分のアップ。想像していたよりもファンは小さかった。
内側はこんな感じ。ファンと体の間にはメッシュがある。
ファンが体に密着しないので風の通りはスムーズになりそう。
よく見るとファンにはコードが付いている。当たり前か。
この製品、4つ扇風機が付いているのに、他製品よりちょい安め。理由はバッテリーが付属していないからか。
以前から持っていて、あんまり使ってこなかったモバイルバッテリーを接続。1万mA以上の大容量、かつソーラー充電タイプ。結構大きいバッテリー。
USB電源タイプの扇風機なので、よくあるモバイルバッテリーが繋がる。
「内側のポケットにはバッテリーは収まらないやろな?」と想像していたけど、ギリギリ収まった。
早速電源オン!
ファンが回りだしてすぐに服全体が膨らんだ。
全体的に服が「もこもこ」っと膨らみ、顎の下あたりから風が喉あたりに当たる。
服のお腹周り、胸のあたり、背中全体だけでなく、両腕もモコモコと膨らみ、風が服の内側全体に回っているのが分かる。
後ろ側のファンはちょうど腰あたりの位置なんだけど、腰回りは予想した程は涼しくなかった。
対して胸側や首回りは結構涼しい。
目の前に部屋用の扇風機があったので比べてみた。
家庭用扇風機の風量を3段階中、2番目の「中」にして体の目の前に置いた時と大体同じくらいの風量や涼しさを感じる。流石に「強」程のパワーは無いかな。
それと音は結構大きいので、動画を撮影するなら多分風の音が結構入ると思う。
明後日日曜日にいつもの鈴鹿ツインサーキットで実戦投入じゃ!
あ、それと購入するときに迷ったのがサイズ。
一応、サイズ表があって、身長や体重、胸囲、腕の長さなどが書いてある。
レビューを見ると、「サイズ表のサイズより大き目を買った方が良い」とのレビューもあり、XLを買うかどうか迷った。
ただ、大き過ぎると、ファンが腰でなくお尻の辺りに来るかな?と思ってLサイズにした。
結果は正解だった。おいらの身長は173cm、体重は73kg位だけど、Lサイズでちょうど良かった。
参考までに書いておく。
前から持っていたポータブル扇風機をジャケットの中に入れてみた。
ポータブル扇風機をジャケットの中に入れても全然涼しさは感じない。風もほとんど感じない。理由はジャケットの外から空気を取り入れていないから。
暑いジャケットの中では空気は回らないみたい。
このファンジャケットのように、外から空気を入れないと涼しくならないみたい。