2020年1月12日日曜日

Windows 10 標準アプリ「フォト」はポートレート写真加工で結構使える!

令和2年に入り、超久しぶりにWindowsパソコンを買った。

ずっとMacだったので、最近のWindowsのレタッチソフト(写真加工アプリ)の知識が乏しい。

ネットで色々調べて手当たり次第に無料アプリをダウンロードして使ってみた。

数日集中して使ってみて、ポートレート写真加工用として、3つのアプリ(「フォト」「Adobe PhotoShop Express」「GIMP」)があれば十分という結論に至った。

その中でも一番使用頻度が高くなりそうなのは、意外にもWindows標準アプリの「フォト」だと思う。

「フォト」は、単に複数の写真を順番に眺めるだけのビューワーソフトと思っていた。

でも、結構レタッチ機能が高いんだよね。機能は多くないけど、実際にポートレートレタッチに必要な最低限の機能は備わっていると思う。しかも操作は本当簡単。

実際見てみよう。(「Adobe PhotoShop Express」「GIMP」は後日紹介予定)
これが元画像。モデルさんは超可愛いんだけど、おいらが下手なので顔色が緑っぽく、髪も暗く沈んで見える。
元画像をダブルクリックすると「フォト」が立ち上がる(初期設定で画像ビューアーを「フォト」に設定しておく必要があるかも)。
画面上部にある「編集と作成」をクリックするか、写真真上のハートマークの二つ右側の♯に似たアイコンをクリックすると画像編集画面になる。♯似のアイコンを押した方が一回でこの画面になるのでちょい便利。
このままレタッチ(写真加工)しても良いんだけど、ポートレートの場合は顔を中心に編集するので、おいらは顔の部分を拡大する。
元画像は縦長だけど、大きく見るために横長に変更する。
「縦横比」を開き、「横向きで作成する」をクリック。
横向きに変更した。
 次に真ん中の「フィルター」を選択。
画面右側にフィルターの適用例が出てくる。
色々試した結果、「Rouge」が好みかな。
「Rouge」は、肌色や唇の色が健康的な色になる。
「Rouge」を選択した直後の画像。
明らかにピンク色が強過ぎ。このままでは元画像の方が良いのでここから好みの雰囲気に追い込んでいく。
 フィルターサンプルの真上にある「フィルター強度」を一旦0(一番左)に動かし、少しずつ強めて(右側へスライド)行く。
個人的な基準だけど、今回の場合は顔の緑色がピンク色の変わる瞬間位を基準にしている。何枚かの写真で試したら、フィルター「Rouge」の場合は強度が10~25位が好みの色になることが多かった。
色は好みになってきたけど、髪の毛の分離具合がイマイチ。
 次に一番上の「写真の補正」をクリックする。
すると、シャープネスを始め、写真の雰囲気が変わる。
全体的に「しゃっきり」した写真になる。
強過ぎると「ごわごわ」感が出るので、スライダーを弱め(左側)へスライドさせる。
次は「調整」タブをクリック。
このタブで最終の仕上げを行う。
 一番上の「ライト」の文字の左横をクリックすると、下に詳細画面が現れる。
コントラストや露出などが変更できる。
 それぞれの項目を適当にいじりながら好みの画像に近付けて行く。
「ライト」と「露出」は何となく似ている = 明るさが変わるんだけど、違いは良く分からん。ネットで調べて。
「ハイライト」は、明るい部分の調整。
「影」は暗い部分の調整。全体的に暗い画像を「露出」で明るくすると、全体的に、つまり明るい部分も並行して明るくなってしまう。「影」を右側にスライドすると暗い部分、この写真では髪の毛などだけが明るくなる。
コントラストは説明がちょい難しいんだけど、絵の硬さが変わる。言葉では伝え辛いので自分で試してみてちょ。「フォト」の場合、コントラストを弱く(左側へスライド)すると、なぜか色白側に色が変わった。何でやろ?
 次に「明瞭度」と「ふちどり」をいじる。
明瞭度を下げると全体が柔らかい雰囲気になる。鼻筋や頬の境目の描写が弱くなる。
「女性や子供の顔はコントラストや明瞭度を下げた方が良い」と聞いたことがある。実際やってみると、言っていることは分らんでもない。ただこれもモデルさんの顔の雰囲気や目指す写真のイメージでどちらとも言えない。好みに変えてちょ。
「ふちどり」を右側にスライドすると画面周辺から黒色に減光される。左側に動かすと周辺から明るくなっていく。左側にスライドさせると、何となく画面中央の顔周りもソフトフィルターを掛けたようになるので何となく好み。
「色」は「色の濃さ」のようだ。
左側に少し動かしただけど、結構色が抜けていく = モノクロっぽい雰囲気になる。この写真の場合、あまりいじり過ぎる必要はなさそう

一旦はこれで終了。
他のフィルターも試してみた。
「Rouge」から「Sauna」に変えてみた。
ちょい絵画っぽい雰囲気になった。
「Sauna」もいじっていくと結構好みの画像になる。
色々試してちょ。


レタッチが終わった写真を元画像を含め3種類載せてみる。
 まずは元画像。
 「Rouge」をベースにふんわり優しい雰囲気にしてみた。
ちょい優しくし過ぎたので、鼻筋や頬の輪郭がボヤっとし過ぎかな。
全体的にメリハリがなく、沈んだ感じの印象が拭えない。
少し明瞭度を上げてみた。
全体的な色合いはあまり変わらず、元気そうな雰囲気になったと思う。
唇の色も、薄ピンクで爽やかな印象。
髪の毛も明るく実際の色に近付いた。
なぜか白目の部分もより白くなった。

Windowsの標準ソフトでここまでレタッチできる。
ビューワーとしてはもちろん軽快に動作し、気になった写真をそこそこ本格的にレタッチできる。

ね、結構十分でしょ。





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