2018年3月11日日曜日

モータースポーツ撮影は、キスデジで十分!

以前、「10万円あればできる!EOS kiss X7で始めるモータースポーツ撮影!」って記事を投稿した。

確かにX7でもモータースポーツ撮影に十分に使えるというきもちは変わらない。

ただ、X7にもいくつか不満点があった。

最大の不満点は、AFポイントの見辛さ。実質中央1点しか信頼できないんだけど、このAF
ポイントが小さくて本当に見辛い。激しく動くバイクを小さい1点で追いかけるのは、視力が衰えたおっさんには辛かった。

後2つ不満点がある。この二つは大したことないけど、一応書いておく。1つは連写速度。秒間4コマは、まぁ遅くはないけど、後もう少しだけ速ければなぁと思うことが時々あった。もう一つは、連写枚数。4枚目までは普通に撮れるんだけど、5枚目に差し掛かる寸前に一瞬連写が遅くなる。一息溜めみたいな現象が起きる。その後も連写を続けるとと、連写速度にバラツキがある。高速のSDカードを使えば連写が止まることはないけど、連写速度が安定しない気がする。

バイク撮影は数枚程度連写して、一旦シャッターから指を離し、少し時間を空けてから次のバイクを連写することが多い。だから、X7でも連写枚数にそれ程不満は出ない。ただ4枚目と5枚目の一瞬の息継ぎみたいなのはあまり好きでない。

そこで、X7の後継機のX8i!
X7最大の不満点であるAFポイントなんだけど、19点と多くて、何と言ってもゾーンAFが使える。これが本当見易い。おいらは中央9点ゾーンに固定しているんだけど、AF1点1点が見易い上に9点という広い面で捉えるのでAFポイントを外すことがまずない。
X7の中央極小1点AFポイントと比べると、冗談抜きで100倍見易い。
これだけでもX7から買い換える価値があると思っている。

30年2月にX8iを約5万円で購入し、2月24日3月4日に2回使ってみた。その写真は下の写真。

上の2枚ともレンズは30年正月に中古で1万円ちょいで買ったEF-S 55-250mm STM。STMはUSMタイプとほとんど変わらないAF速度と精度と思う。
画質もLレンズと違い分からんぞ。十分な気がする。
「1万円のレンズがLレンズと変わらん?アホか?」と言われそう。

なので一応Lレンズで撮った写真を載せておく。
まずは、鈴鹿ツインサーキットでのメインレンズ EF400mm F5.6L + X8i。
ん?やっぱり1万円レンズとは違うか?
絵の雰囲気がなんか良いぞ。
何だろ?シャープさとかはあまり変わらん気がするけど、絵の雰囲気が違う気がする。感覚的なものだけどね。
 同じくEF400mm F5.6L + X8i。
続いてはEF70-200mm F2.8L2式。
パドック内撮影や近距離撮影はこれで対応。
こっちは1万円レンズとあんまり違いが分からん。
400mmは単焦点だからか?

 思いっきりトリミングしてエフェクト掛けた。
x8iは画素数も多いのでX7に比べてトリミング耐性も高い。
いずれにせよ、EF-S 5-250mm STMのコストパフォーマンスはビビる!
キットレンズのバラシで中古だと1万円ちょいで手に入るんだけど、20万円を超えるLレンズと比べても正直違いが分からん。
「全然違うわ!」という方も居るかもしれんけど、少なくともおいらには分からん。

EF-S55-250mm STMは換算88mm-400mmとサーキットでは非常に使い易い焦点レンジ。レンズは程度さえ良ければ中古で十分。
今ならX8iが新品で5万円位+EF-S 55-250mm STMが中古で1万円ちょいなので、6万円ちょいあれば十分にサーキット撮影が始められる。
良い時代じゃ。

あ、いつの間にか話がレンズの話になってしまった。
X7の残り二つの不満点がX8iでどうなったかを最後に書いておく。

連写速度はX8iが秒間5枚。4枚とは全然違う。たった1枚の差だけど、秒間5枚は本当必要十分。富士フィルムのX-T2は秒間8枚だけど、実際は5枚に落として使っている。おいらは秒間5枚が好み。秒間8枚にしても失敗写真を量産するだけ。4枚だとわずかに物足りないので、5枚がベストに感じる。

それとX8iは連写で10枚以上撮っても息継ぎのような現象は感じられない。バッファが多いんやろね。

今の時点ではX8iはX7よりもかなりモータースポーツ撮影に個人的にお勧め。
X7の不満点が解消され、値段もちょい高いだけ。

X9iが安くなればX9iを買うつもりなんだけど、なかなか安くならないならX8iを買い増しでも良いかな。




0 件のコメント:

コメントを投稿