ここ数年流行っている「ポータブル扇風機」。
おいらも数台買った。
ただ、本当に激暑の炎天下では「単に熱風を送風しているだけ」になってしまう。
おいらは真夏の炎天下、屋外のサーキットで丸一日撮影する。
激暑い日、ポータブル扇風機では涼しさを感じられない。
最近見つけたのが、「サンコーのネッククーラーNeo」。
結構人気で、去年とかネットでプレミアム価格が付いていたらしい。ホームセンターで4,980円だった。
本当は白色が欲しかったけど、黒しか売ってなかった。
主な内包物。USB端子はモバイルバッテリーに繋ぐ。
つまり、別売のモバイルバッテリーが要る。
同じ棚にバッテリー内蔵式の似たような製品が売っていた。
ボタンが一つあるのみ。
強、弱、ゆらぎ。ゆらぎは強弱を自動で繰り返すみたい。
銀色の金属プレートにペルチェ素子という冷える素子が取り付けられているらしい。(間違えているかも)。
ペルチェ素子は、スイッチを入れる「冷える」。
扇風機のように風を当てるのではなく、本当に金属部分が冷える。
実際に使ってみると、氷をタオル1枚でくるみ、触った位の冷たさ。
十分に冷たい。
金属表面には霜が発生する位冷える。
良く観ると、ペルチェ素子の裏側には小さいファンが内蔵されている。
何でファンが内蔵されているかは分からん。
回路を冷やすため?それとも冷却効果を上げるため?
スイッチを入れて首に装着すると、多少ファンの音が聞こえる。
耳障りな程の音量ではない。
ただ、静かな場所とかですぐ近くに人が居たら、ちょっと気が引けるかも。
屋外で使用するなら、まずファンの音は気にならないレベル。
製品本体は、ヘッドフォンやカチューシャみたいな形。おっさんなのでカチューシャはしたことないけど。
ヘッドフォンみたいに長さを変えられる。髪の毛の巻き込み防止か?
取説読まんので良く分からん。
操作部分の裏にはクリップが付いている。
こういう工夫は好み。
結構コードがブラブラするからね。
前から持っているモバイルバッテリー(公称は確か15,000mAhだったかな?)を繋いでみた。
スイッチオン後、約10秒もあれば金属部分(ペルチェ素子)は冷えてくるのが体感できる。
待たされ感は全然無い。
最後に一番重要な「涼しさ体感」について。
正直、個人差が大きいと思う。
上に書いたように、実際の冷たさは「氷をタオル1枚巻いて首に当てた」程度。
金属部分は十分に冷たい。
数分使って首から外してみると、金属部分に当たっていた箇所は1分程度冷たいまま。
冷却能力に問題はない。
問題は、「こんな一部だけ冷やしても本当に涼しいのか?」ってこと。
この点については、購入を考えている方は以下の実験をしてもらいたい。
氷を2つ用意し、タオルかハンカチで1周くるむ。
それを首の側面に当てて10分程度使用してみる。
その状態で暑い日に散歩しても良いと思う。
人間は首を冷やすと体全体に涼しさを感じやすいらしい。
これは個人差があるとは思うけど、凍らせた冷たいタオルを首に巻くとしばらくは結構涼しさを感じる。涼しさが暑さを和らげて快適に感じる方も居ると思う。
おいらはそのタイプ。
体全体に冷たさは全く感じないが、首を冷やすことで「何となく快適」さを感じることができる製品。
試しに先日晴天の日の夕方4時位から、本製品を装着した状態で1時間散歩してみた。
じんわり汗をかく程度の厚さだったけど、何も付けないよりも結構快適に散歩ができた。
多分体は熱いんだろうけど、気分的に涼しさを感じる製品だと思う。
炎天下のサーキット撮影では、4つのファン付きジャケットを着て、首にポータブル扇風機をぶら下げて撮っている。
今年からはファン付きジャケットに加え、首回りは「サンコーのネッククーラーNeo」で乗り切るつもり。
多分だけど、Ankerの大容量バッテリーなら4つのファン付きジャケットとネッククーラーNeoを同時使用しても丸一日バッテリーがもつと思う。
あ、最後にプチ情報。
ネット上には、「これ使っていると霜でべちゃべちゃになって気持ち悪い」という書き込みを見た。
確かに霜は出る。ただ金属部分が多少湿って水滴が少し付く程度。べちゃべちゃにはならないと思うけどなぁ。
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